② AppSheetで写真管理の「スマホアプリ」を作った(AppSheetの作成)

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前回の記事で記したように、①のスプレッドシートに名前が付いてるか、②の見出しが入力されてるかをもう一度確認してください。
また、シート名は、デフォルトの「シート1」から「テーブル1」に変更されているかも確認してください。


さて、確認したらいよいよ仕掛けを作っていきます。
まず、下記のように「AppSheet」の作成をします。

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1 機能拡張から一番下の①の「AppSheet」をクリックします。次に②の「アプリの作成」をクリックします。

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クリックすると下記のようなウィンドウが表示されます。

下の画面の左側にある「テーブル」のアイコンをクリックしてください。

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上記のアイコンをクリックすると数の画面が表示されます。

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上の図の②と③を参考に設定してください。

上の図の②と③を参考に設定してください。
②の各項目を設定するには、設定したいリスト選択ボタン(プルダウンメニュー)を押すと「データの型」を選択できますが、ある程度自動で候補のタブに遷移していますので、適宜選んでください。

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次に関数を入れます。これも同様に表示させたい関数を選びます。

次はApps Scriptの設定です。

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機能拡張の中のApps Scriptを選びます。

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クリックすると次の画面が表示します。最初に表示されるのは下記の画面ですが、別途用意したスクリプトを利用したいのでfunction名を変更してください。

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下記に「リバースジオコーディング」のScriptを用意しました。
このコードにそっくり書き換えてください。

//リバースジオコーディング
//参照 https://note.com/lydiacorp/n/n002dd44c00e8

function reverseGeoCoding() {

 var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('シート1');

 var latitude_column = 8;          //緯度を設定する列
 var longitude_column = 9;         //経度を設定する列
 var formatted_address_column = 10; //検索した住所が書き込まれる列

 var lastrow = sheet.getLastRow();    // 最終行を取得
 var lastcol = sheet.getLastColumn(); // 最終列を取得

 var range = sheet.getRange(1, 1, lastrow, lastcol + 1); // 情報をオンメモリに保持
 var values = range.getValues()                          // 情報をオンメモリに保持

 var geocoder = Maps.newGeocoder();

 geocoder.setLanguage('ja'); //日本の住所に設定

 for (var i=0; i < lastrow; i++) {

   var latitude = values[i][latitude_column-1];   //H列の緯度を取得
   var longitude = values[i][longitude_column-1]; //I列の経度を取得

   var response = geocoder.reverseGeocode(latitude, longitude); // 緯度、経度から情報を取得

   // console.log(response)

   var formatted_address = response.results[0].formatted_address;
   // いろいろな情報が得られるので、そのうちのインデクス0 の formatted_address の情報を取得

   values[i][formatted_address_column-1] = formatted_address;
   // オンメモリの J 列に得られた住所を追記
 }
 range.setValues(values); スプレッドシートに書き戻し

}
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引用させていただいたサイトはリュディアさんのコードを修正し下記の箇所にコメント行として入力してあります。リュディアさん

ありがとうございました。

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次にトリガーの設定です。

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上記の画面は設定が完了したトリガー項目の画面ですので、初めて作成するときは画面右下の「+トリガーの追加」のボタンをクリックしてください。

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下記の画面は、新規に作られたトリガーの設定ですので、画面のように設定してください。
設定が終わったら「保存」ボタンで保存してください。

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次にUIの設定です。

今までの設定がデフォルトでは、下記の図のように表示されます。

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下記の画像は自分のスマホ画面(左)と、スマホ画面の赤枠のアイコン(AppSheet)をタップしたときの画面(右)です

スマホ画面00

上記画面の最下部、プライマリーメニュー(ナビゲーション)の表示については次回のページで案内します。

グラフ表示について修正がありますので、下記のリンクボタンをクリックしてご確認ください。

② AppSheetで写真管理の「スマホアプリ」を作った(AppSheetの作成) 修正分

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投稿者プロフィール

近江公人
近江公人asamai-cts Owner
あさまいCTSの代表オヤジです(2021年現在=60歳)
横手市中央町で「ラーメン与市」を2012年まで約15年間を経営。
その後、「横手市雇用創出協議会 実践支援員」を経て、一時会社勤めをするが体調を崩し、再度、自営業の世界に戻る。
現在の「あさまいCTS」は2019年1月に起業。業務内容は主に、パソコンの修理、出張スマホ・パソコン教室、ホームページ作成 その他何でも屋みたいなものです・・・