ドメイン・サーバー編 ①

アカウント取得マニュアル 目次

  1. ホームページを運営するにあたって
  2. ドメインを取得する
  3. ロリポ管理画面
  4. WordPress のインストール
  5. インストール先・WordPress(ワードプレス)の設定の確認
  6. インストール完了
  7. WordPress にログイン
  8. プラグインの設定

◆は じ め に

まず、ホームページを構築するには独自ドメインとレンタルサーバーを契約しなければなりません。そして、それらの連絡用メールアドレスも最低2ケ所から取得することが望ましいです。下記の画像を自分のパソコンに保存して印刷したら記入ミスの無いように転記しておきましょう。この書類はサイトを構築した後もずっ~と使用いたしますので大事に保管しておきましょう。

① 作業内容/取得アカウント及びパスワード
② 作成環境の構築/WP用メールアカウント取得
③ グーグルアカウントを作成
④ Winshotやテキストエディター・FTPソフトなどのアプリをダウンロード

1 ドメイン取得 11 ロリポップログインID
2 レンタルサーバーの契約 12 ロリポップログインPW
3 WordPressのインストール 13 FTPログインPW
4 画像の準備 14 おさいぽログインID
5 記事の準備 15 おさいぽログインPW
6 WPメールアカウント① 16 WPログインID
7 WPメールアカウント② 17 WPログインPW
8 独自ドメイン名 18  
9 ムームードメインID 19  
10 ムームードメインPW 20  

取得の進め方・・・

  • WordPress 用のメールアドレスを取得する
  • ドメインを取得する

(1)ホームページを運営するにあたって

先で取得した2つのメールアドレスの他にホームページを作るには大きく分けて3つの準備が必要です。

① ドメインの取得
② サーバーを用意する
③ 編集ソフト(エディタ・画像編集ソフト)

※1 ドメインとは、ホームページの住所を特定する名前です。
(ここでは、ムームードメインで取得) http://muumuu-domain.com/
※2 自前でも良いが、レンタルサーバーが管理が楽である。
(本書では、ロリポップとレンタル契約) http://lolipop.jp/
※3 エディタは無料のTeraPad( http://www.forest.impress.co.jp/library/software/terapad/)
画像編集ソフトはGIMP(http://www.forest.impress.co.jp/library/software/gimp/)
上記2つのソフトがあれば取りあえず作成は可能です。

◆ドメイン取得・レンタルサーバーは様々な方法で取得・運用できますが、本手引き書では下記に示す「株式会社 GMOパペポ」のサービスを利用しており、実践支援室で運用している実例を基に、ご説明いたします。

(2)ドメインを取得する

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図1

ここでは「ムームードメイン」で取得する場合を例にして説明いたします。「ムームードメイン」の他にも様々なドメイン供給会社があります。予算・運営方法などで選択肢が変わりますのでご注意下さい。ブラウザで「ムームードメイン」を検索するか、下記 URLをクリックし「ムームードメイン」のサイトに入ります。 http://muumuu-domain.com/ この画面では取得するドメインが可能か(既に同名で取得されていないか)確認する画面です。

※ 上の図では赤い楕円で囲っている中に [ .com] とありますが、右に下向きの▼で [com] 以外も選択できます(次の章を参照)。 com以外にも、【jp、net、info、org、biz】 などホームページの用途に合わせて選択できます。

 

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図2

例えば上の図1でドメインネームを「yokote」と入力し、 図2で選択ウインドウで「jp」を選択、「検索」ボタンをクリックで下の図が表示されます。

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図3

図3では「yokote.com」はすでに取得されており、それ以外は取得可能で1年間の利用料金が表示されます。図3の緑の○をクリックすると図4の画面になりますので、画面に従って契約して下さい。

図4

図4

この画面で、これから取得するドメインネームを登録します。以後、画面の指示に従って登録を完了させます。ここで取得したドメインネームがホームページを設置するサーバーに引き継がれます。
今後、重要な手続きですのでメモを取るか、画面の印刷などをして忘れないようにご注意下さい。「レンタルサーバー」を契約する時は口コミ評価などを参考に比較してみましょう。レンタルサーバーの供給会社は、たくさんあるので、自分の用途に合ったサーバーを見つけて下さい。
このサイトでは「ロリポップ」を選び、サイト構築の時点の契約コースとしては、一般的な「ロリポプラン」を選択しました。ホームページが完成し、情報量も多くなった時点で、バックアップ体制の充実や複数のサイトを立ち上げられる「チカッパプラン」に変更しました。取りあえず作成してからでも変更が可能ですので頑張りましょう!

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図5 ロリポップメインメニュー

ここでは「ロリポップ」を使用する前提で説明いたします。14日間のお試し期間があるので、先ほど取得したドメインでホームページを作ります。ブラウザで「ロリポップ」を検索するか、下記のボタンをクリックするとでロリポのサイトにジャンプします。すると左の画面が表示されますので、ジャンプ先の最下部にある「お申込みはコチラ!」から申し込みをします。ロリポップへジャンプ

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図6 ロリポ新規申し込み画面

サイトに入ると申し込みのために個人情報を入力し、独自ドメインを利用するにチェックを入れます。「ムームードメイン」で取得したドメイン名を入力し、ドメインの種類を間違えないように入力してから重複してないか確認します。メールアドレスは現在利用しているパソコン用のアドレスが好ましいです。これは今後ロリポとのいろいろな連絡に用いますので必ず入力してください。問題が無ければすぐに利用開始できますので、Wordpressをインストールできる状態になります。順調に進むと図7のロリポップ ユーザーログイン画面画面が表示されます。

(3)ロリポ管理画面

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図7 ロリポ管理画面

下記の内容に間違いが無いか確認し、メモを取るか印刷すると便利です。

① 現在加入しているプラン名
② 加入したときにロリポップから与えられる識別ID
③ http://●●●●● .lolipop .jp ロリポップ内の独自ドメイン
④ 登録時に入力したドメイン
⑤ https://lolipop-●●●●●.ssl-lolipop .jp ロリポ内で使用するSSL
⑥ 契約期間はそれぞれ内容によって変わります。
⑦ 登録時に入力したメールアドレス
⑧ ロリポから与えられたサーバー番号
⑨ ロリポから与えられたサーバーIP
⑩ ロリポから与えられたメールサーバー番号

(4)WordPress のインストール

いよいよホームページを作るためのツール、Wordpress をインスト―ルします。
図10の左側にあるメニューより「簡単インストール」 をクリックします。
この 「簡単インストール」 を使うと、難しい設定を自動で行い確実にインストールできます。

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図10 WordPress インストール画面

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図11 インストール先設定画面

■ インストール先URL
WordPressをインストールするディレクトリを選択します。   複数の独自ドメインを設定している場合は、ドメインも選択します。
※『ムームーDNS』をご利用中の場合、インストール先URLのDNS設定がロリポップ! の設定になって
いないと表示できませんのでご注意ください。
■ 利用データベース
インストールするWordPressで利用するデータベースを選択します。   『新規自動作成』を選んだ場合は、ランダムな半角英数字で『データベース名』と『データベースパス
ワード』が作成されます。
■ サイトのタイトル
インストールするWordPressのタイトルです。お好きな名前でかまいません。
■ ユーザー名
WordPressにログインするときのユーザー名です。お好きな名前でかまいません。
※「admin」「test」「administrator」「Admin」「root」はユーザー名に設定できません。
■ パスワード
WordPressにログインするときのパスワードです。お好きなものでかまいません。
■ メールアドレス
ご利用のメールアドレスを入力します。
インストールするディレクトリを入力し、データベースを選び、次にサイトのタイトル、アカウントなどのWordPressの設定情報を入力します。入力できたら、 『入力内容確認』 をクリックしてください。複数の独自ドメインを設定している場合は、ドメインを選択します。

「簡単インストール」のマニュアルは以下のURLからでも確認できます。
http://lolipop.jp/manual/user/applications-wp/

【WordPress ログインID・パスワードについての注意】

WordPressの管理画面へ不正にログインされるケースが多発しています。IDとパスワードは8桁以上のランダムな英数字で設定することをお勧めいたします。

【不正なログインを受けやすいIDとパスワードの例】

「admin」や「password」などの簡単な文字列
辞書に載っている文字列(例:book,tokyoなど)
他のサイトと同じ、もしくは類似している
ドメイン名と同じ、もしくは類似している

ご設定済みのパスワードを変更する方法は【WordPress公式マニュアル】をご参照ください。ご利用のパソコンがウイルスに感染してパスワードが抜き取られる事例も発生しています。

≪パソコン用ウイルス対策ソフト≫などでウイルス対策を行なってください。また、その他の【サイト改ざんに対する対策】もご覧ください。

あなたの大切なサイトを守る為に対策をお願いいたします。

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図12 インストール画面_001

(5)インストール先・WordPress(ワードプレス)の設定の確認

説明内容を確認して『承諾する』にチェックを入れます。 『インストール』をクリックしますと、インストールが開始されます。

※注意 インストール先のディレクトリに同じ名前のファイルが存在する場合は、上書きされます。

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図13 インストール画面_002

(6)インストール完了

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図14 インストール画面_003

インストール完了画面の 『管理者ページURL』 をクリックする WordPress のログイン画面にアクセスできます。

※注意 インストールした階層に『index.html』がある場合、『サイトURL』で表示されません。『index.html』の名前を変更するか削除してください。

【wp-config.phpについて】
インストールしたWordPressの「wp-config.php」のパーミッションは、サイト改ざん対策のため初期設定で「400」になっています。読み込み専用の設定となりますので、何か書き換えたい場合は一旦パーミッションを変更していただき、その後また「400」に設定し直すようお願いたします。
パーミッションの設定変更について詳しくは サイト改ざんへの対策 をご参照ください。

(7)WordPress にログイン

このログインページをお気に入りに追加しておくと便利です。先ほど設定した『ユーザー名』、『パスワード』を入力してログインします。(図15)

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図15 Wordpress ログイン画面

(8)プラグインの設定

簡単インストールでインストールを行った場合、あらかじめいくつかのプラグインが同梱されています。プラグインを使用することで、より快適にWordPressでのブログの運営ができます。 ダッシュボード(管理者画面)から『プラグイン』をクリックします。(図16)

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図16 プラグイン設定画面

『プラグインの管理』画面からご使用したいプラグインの『有効化』をクリックして、使用を開始します。

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図17 プラグイン有効化設定

【WP Multibyte Patch】 WordPressの日本語(マルチバイト文字)に関する修正を行うプラグインです。使用をおすすめします。
【SiteGuard WP Plugin】管理機能の保護、脆弱性の防御、コメントスパム対策など、WordPressのセキュリティを向上させるプラグインです。使用をおすすめします。

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投稿者プロフィール

近江公人
近江公人asamai-cts Owner
あさまいCTSの代表オヤジです(2021年現在=60歳)
横手市中央町で「ラーメン与市」を2012年まで約15年間を経営。
その後、「横手市雇用創出協議会 実践支援員」を経て、一時会社勤めをするが体調を崩し、再度、自営業の世界に戻る。
現在の「あさまいCTS」は2019年1月に起業。業務内容は主に、パソコンの修理、出張スマホ・パソコン教室、ホームページ作成 その他何でも屋みたいなものです・・・